新型コロナ下でのお盆となり、いつもなら主人の実家に泊りにいくのだけど、お義父さんお義母さんは80歳を過ぎているので体調面が心配だし、猫を嫌ってそうな2人だから今年は泊まれそうもないと話したところ、
「(この歳だから)会いたい人に会いたい、コロナは大丈夫だから会いに来てほしい。猫のケージも買うから一緒に連れて来ていい」と言われました。
そう言われてもちょっと心配。私が住んでいる町も感染者が増え続けているのだから。
そういえば、お義母さんは
「もういつ逝ってもかまわない」とか「延命治療は絶対しないで」とか「若いもんに迷惑かけたくない」とか、この頃よく言うようになったな。
結婚してから変わらず私に優しく接してくれたお義母さん・・まだずっと元気でいて欲しい。
そして、言った通りお義母さんは本当に猫のケージを買ってしまったので、先日、主人の実家に泊りに行ってきました。
いつもお義母さんとは私が一番話すので、今回はマスクはなるべく外さないで用心しながら接しました。
主人のお里ではしっかりとお盆の迎え火(13日)、送り火(16日)をします。
「迎え火」とはご先祖様があの世から戻ってくる時に「こちらですよ」と目印にしてもらう灯りのこと。
お墓に提灯を持って行ってお墓の前で提灯の蝋燭に火をつけ、その火の付いた蝋燭に気を付けて提灯を持ち帰ってきます。
逆に「送り火」は、お盆の間、家で過ごされたご先祖様が、あの世へ迷わず帰られますようにとつける灯りのこと。
火の付いた提灯を家からお墓まで気を付けて持って行き、提灯の火を消して持ち帰ります。
家の近くにお墓があるから出来ることですね。
私の実家は、お盆といったらお墓参りをするぐらいなので、初めて経験した時は、「やっぱり地方はしっかりやるんだな」と思ったものです。
主人は本家ではないので私も呑気に参加する程度です。
結婚した次の年のお盆の送り火に、お墓までの道すがら、広い田んぼのあちこちに光るホタルを初めて見て、トトロの世界に入り込んだような不思議な気持ちになりました。
ところで、心愛は初めてのお義父さんとお義母さんのおうちで、最初行動がとまって動こうとしませんでした。
2人が近づくと「大丈夫か?」と思うぐらい毛が逆立って、そのせいかしっぽもいつもの3倍ぐらい太くなってしまった!
初めて見る子猫の威嚇の姿勢に驚くとともに笑ってしまった!!
ひとまず、ケージの中に入れて落ち着かせました。
でも徐々に慣れてきて、お決まりのお家パトロールを始めたり、お腹をみせて眠るようにもなったので一安心したのでした。
心愛は、行き帰りの車のなかで、相変わらずキャリーバッグから出してくれ~~と鳴き騒ぎ、バッグから出すと勢いよく飛び出し、捕まえようとすると噛みつくので放っておくと高い場所に陣取って外をガン見・・・・・・。
この頃は怖がりもしないしヨタヨタもしないで、椅子の背もたれトップに登ったり下りたりして遊ぶようになりました。
それでは、今回はここまでにしようと思います。
最後までご覧いただきまして有難うございました。